便利なit's not that

英語の部分否定は誤解にもつながりかねない英文法です。特に頻度を表す
副詞を使う場合は要注意です。難しい部分否定を使わなくてもできる部分否定
があります。it's not that 主語、動詞という形です。これであれば間違える
ことなく部分否定を扱えます。

あいまい否定の場合では「彼が嫌いなわけではない」といったようなはっきりした 否定ではないけど、あいまいな否定をit's not thatを使うことで表現できます。

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A: It's not that I hate him.
B: Really?
A: That's why I some times talk with him.

I hate him.
I sometimes talk with him

@I didn't want to invite my friends to my house
I took them to my house after all

AI want to quit my work
I get a good promotion regularly

BI always eat out
I love cooking basically

CI want to move out of this apartment
It's convenient for me to commute

DI'm giving him a hard time
I sometimes give him kind words

6. I rent an apartment again / I ask another real estate agency

Practice

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坂本:今日は部分否定と理由の復習です。まずはテキストの例題をみてみましょう。

A: It's not that I hate him.
B: Really?
A: That's why I some times talk with him.

I hate him.
I sometimes talk with him

美奈代:何かみたことのないthatがでてますね。でもこれ関係代名詞ではないですよね。 名詞が前にないんで。。でも接続詞ならthinkやknowみたいに動詞が入るはずだし。。

坂本:確かにわかりずらいですね。でもこれ正解は接続詞なんです。実は接続詞は一般動詞 だけでなくbe動詞でも大丈夫なんです。

美奈代:え〜!そうなんですか!?でもこれってどんな訳をとればいいんですか?be動詞 ってもともとそれ自体に意味はほぼないですよね。

坂本:はい。be動詞自体には意味がほぼないのですが、この場合は慣用句みたいに 覚えましょう。it isn't that S Vで「SがVなわけじゃない」。なんというか曖昧な否定 ができるわけです。わかりやすい英会話教材にも登場する英文法です。

美奈代:確かに日本語でも曖昧な否定ってありますけど。。たとえば?

坂本:例題のように「彼が嫌いってわけじゃない」みたいな。嫌い、と言いきっては いないですが、好きとも言わない微妙な感じですね。この構文は実は日本人にうってつけ のパターンなんです。

美奈代:なるほど。。確かに私にも使いやすいです。作り方もit's not thatとして主語、動詞 と続けるだけですもんね。

坂本:そうなんです。さらに曖昧否定だけでなく二重否定もこれでできます。 「知らないわけじゃない」みたいな。

美奈代:ほーそれは便利!でも他に二重否定ってないんですか?

坂本:なくはないですが、ちょっと難しいです。二重否定の一番簡単バージョンは これになります。本当は時間、天候、気候以外で主語にitをとるのはあまり、練習と してよくないのですが、この場合は慣用句なのでOKです。よい英会話学校でも教える文法です。バシバシ使いましょうね。

美奈代:了解っす!

講師:それでは今日の変わるところをみてみましょう。

さて、それでは練習問題にいきましょう。テキストをみてみましょう。

A: It's not that I hate him.
B: Really?
A: That's why I some times talk with him.

I hate him.
I sometimes talk with him

まずは口慣らしの練習ですので、It's not thatの後ろにそのまま入れて下さい。次に 復習です。上と下の文章の流れを読み取って、that's why「だから〜です」なのか、 that's because「〜だからです」なのか決めてあたまにつけて下さい。that's whyは so、that's becauseはbecauseと同じ意味でしたね。話の流れに注意しましょう。

さてそれでは1番からやってみましょう。

<上のやりかたで練習問題の、1〜6を変形させましょう。解答は下をどうぞ。>

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美奈代:It's not that I didn't want to invite my friends to my house. That's why I took them to my house after all.

坂本:正解!これはいきなり二重否定ですね。「友人を家に招待したくなかったわけじゃない」「だから 結局家に連れてきたんです」ですね。

美奈代:下を間違えてbecauseにすると。。「結局家に連れてきたからだ」で、前の文章とあべこべですね。

坂本:はい。招待したくなかったわけじゃない。結局家につれてきたからだ。では変ですね。 まずは正解でした。それでは次は?

美奈代:It's not that I want to quit my work. That's because I get a good promotion regularly.

坂本:OKです。「仕事をやめたいわけじゃない」「定期的によい昇給があるからだ」ですね。 「だから定期的によい昇給がある」では前とあべこべです。

美奈代:このregularlyって便利ですね。。他に使えないかな。。

坂本:副詞形でなく形容詞でよく使います。regular holiday「定休日」regular checkup「定期健診」 みたいに。

美奈代:おー!ナイスです。これはぜひ使います!

坂本:はい、それでは次は?

美奈代:It's not that I always eat out. That's because I love cooking basically.

坂本:正解。「いつも外食するわけではない」「基本的に料理が好きだからだ」ですね。 ちなみにこれは部分否定です。alwaysなど頻度をあらわす副詞の否定は結構間違いうやすいんです。

I don't always eat out. いつも外食するわけではない I always don't eat out. いつも外食しない

上の形ならit's not thatを使わなくてもOKです。ただ下の全否定と間違いやすいです。

重枝:alwaysの位置で意味が全く違いますね。。。これややこしいかも。。

坂本:はい、すごくややこしいですし、間違うと大きな誤解になります。 この部分否定でもit's not thatは大活躍するわけです。 それでは次は?

美奈代:It's not that I want to move out of this apartment. That's because it's convenient for me to commute.

坂本:OKです。「このアパートを引っ越したいわけではない」「通勤するのに便利だからです」ですね。

美奈代:後ろの文章はIt's 形容詞 for 人 to Vで「Vするのは形容詞だ」ですよね。これごっつ 便利ですよね。

坂本:そうですね。口に慣れるとすごく使いやすい文章ですね。ただ一辺倒になると 幅がでないので、慣れてきたら言い換えも覚えましょうね。それでは最後は?

美奈代:It's not that I'm giving him a hard time. That's why I sometimes give him kind words.

坂本:正解です。「彼をいじめてるわけじゃない)「だから時々やさしい言葉もかけるんだ」です。

美奈代:また便利な表現ですね。give 人 a hard timeで「いじめる」ですよね。

坂本:はい、そのとおりです。他にbullyやteaseもあります。bullyは身体的ないじめを指すことが 多いです。teaseは「からかう」といった軽い感じのニュアンスです。こちらも覚えておきましょう。

それでは次は私が日本語の問題を言いますので、英語にしてみてください。

<上のやりかたで練習問題の、1〜6を変形させましょう。解答は下をどうぞ。>

問題
1.何も知らないわけじゃない
2.いつも早起きするわけではない
3.いつも終電で帰宅するわけではない
4.別に痩せたいわけではない

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美奈代:お、これさっきでた二重否定ですね。it's not that I don't know anything.

坂本:はい、OK。そのとおりで二重否定です。ちなみにI know nothingとnothingを使う とカッコよく聞こえますよ。それでは次は?

美奈代:it's not that I always wake up early.ですね。これは自信ありです。

坂本:はい、これも正解です。ちなみにwake upは「目を覚ます」という意味の 「起きる」です。まだフトンの中にいるわけですね。get upは「起きて行動を開始する」 という「起床する」という意味の「起きる」です。これも合わせて覚えましょう。 それでは次は?

美奈代:It's not that I always go home by the last train.

坂本:OKです。さっきの問題を少し変えた感じですね。それでは最後は?

美奈代:It's not that I want to lose weight. こんなこといってみたいです。

坂本:中にはこんなこと言える人もいますからね。。私もうらやましい限りです。 ちなみに反対の「太る」はgain weightですね。これは女性は覚えたくない単語 かもしれませんが、こちらもしっかり押さえましょう。

それでは本日はこれまでです。 それではお疲れ様でした!!

元々it's not thatは「〜というわけではない」という意味で使われます。 曖昧な否定は日本語が特徴的ですが、英語でもこの曖昧な否定ができます。 他にも部分否定や曖昧否定の形はありますが、この英文が一番無難で間違いが 少なくなります。

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日記
私が住む堺市でも、この地区は河内長野弁が入ります。 河内弁と言えばガラの悪い言葉、という印象が強いと思います。 確かにきつい&わかりにくいです。 「めっさしんど いの」 「めっさしんど」はメチャクチャきつい(しんどい)。 これは大阪で幅広く使われています。が、「いの」はここ特有の言葉 らしいです。意味は「帰ろう」。


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